「ハイキュー!!」最終・最新刊45巻について語りたいっ!!~ネタバレ・特典も~【北海道でも売ってます】
ハイキュー!!
最終刊であり、最新刊である
45巻が発売となりました!!
とうとう・・・とうとう完結ですっ!!
2020年11月。
まさにバレーボール漫画の金字塔を
打ち立てた『ハイキュー!!』の最終巻が出ました!!
まさに集大成と言っていい内容。
前巻から高まる、日向と影山の決戦・・・。
周りを固める怪物達も見逃せません👇
その戦いの行方。そして、感動のフィナーレとは!?
表紙
では、最終巻の表紙をみていきますっ!!
これ、話題になりましたが、
第1巻の表紙と構図が同じなんです(*^-^*)
そこで、改めて1巻と最終45巻を見比べてみると・・・、
烏野の高校1年生からの二人の出会いに始まり、
最後はプロの世界へと羽ばたいていく二人・・・。
象徴的な表紙となっております。
裏表紙、背表紙
烏野の元チームメイト達が勢ぞろいしています!
大地さんの警察官はピッタリですよねwww
ツッキーはまだバレーをやっていますね。
何だかんだでバレー好きなツッキー(*^-^*)ちょっと嬉しいwww
そして、この45巻に付いているのはキャンペーンの応募券。
合計8190名というのがミソですね。
まさに『ハイキュー』ですねwww
このハイキュー45巻や小説版などに、
この応募券は付いていて、『各選手のサインボール』が当たるようですっ!!
外れても43巻44巻の表紙にもなっていた
日向が所属するVリーグのチーム、
「MSBYブラックジャッカル」と
影山の所属する「シュヴァイデンアドラーズ」のミニ色紙が当たります!!
それも7900名にっ!!なかなかの人数っ!!
サインボールはどんなものか非常に気になりますね(;^ω^)
特典
そして、今回の最終巻にはある
“特典”が付いていました。それがコレです・・・、
『特製主将あいさつカード』ですっ!!
これ、各校の主将達が集まってお礼を言ってくれているものなんですが、
古舘先生の描きおろしで、非常にレアなものとなっておりますっ!!
こんな風に主将達に挨拶されたら、迫力ありますよね(;^ω^)
小さく日向も居ます・・・www
テレビアニメの第4期も非常に非常に盛り上がっております👇
さて、それでは次に中身をみていきます!!
古舘先生からの言葉
8年半も連載していたんですね・・・。
愛用のシャーペンのことや読者への感謝が書いてあります。
先生・・・。本当にお疲れ様でした!!
バレーボールの漫画は初めてでしたが、とっても面白かったですっ!!
開くと『1巻』の表紙が出てきました。
ここから始まったハイキュー!!。
では、心を正して読まさせていただきますwww
第394話 幸運な我ら
佐久早と、佐久早の同僚の回想を通じて、
その潔癖症で“やり始めたら最後まで”の性格。
そして、牛若や日向、キャプテンとの出会いと通じて、
手は尽くして“運よく”、
自分の納得のいく最後まで
『いつ終わってもいい』と思っています。
第395話 幸運な我ら・2
そして、あの牛若も自分の“運に感謝”していました。
最強でいる為に、自らのフォームを崩す。
そして、新しいことへの挑戦。
非常に人間味溢れる回となっております・・・www
第396話 空腹・2
何と!!日向の左手でのスパイクが炸裂しますっ!!
まさに強者のみの戦い・・・。
木兎さんも牛若も、影山も、ロメロも、星海も・・・。
その中でのセットを決めた日向の一撃・・・。
とてつもなく痺れます・・・(*^-^*)
そして、第4セットは、
宮侑のサービスエースで幕を開けるのでした。
第397話 ▷つづきからはじめる
白熱する試合・・・。
星海は、渾身のバックアタックを日向にブロックされ、
自分と同じように“小さな巨人”であるこの二人の決着を思います・・・。
牛若の超強烈なスパイクを上げる日向!!
第398話 遠きに行くは必ず近きよりす
さらに『日向を倒したい』と思う牛若は、
影山から連続のセットアップを受けますっ!!
しかし!!
ビーチバレーで鍛えた日向の、強打を包み込むようなレシーブ・・・。
その脅威の身体バランス・・・。
元烏野の同僚達。
昔の思い出がフラッシュバックし、
日向の成長に思わず涙ぐみます(T_T)
第399話 化身
一進一退の攻防は続きます・・・。
影山はその極限の中で祖父の言葉を思い出します。
『強くなればどんどん試合できるよ』
『どんどんバレーできるよ』
相手コートに入ったマイボールでも、
セットアップする影山。
そして、日向に言います・・・。
『もっとやろうぜ』
第400話 妖怪大戦争・2
もう凄すぎる・・・。
マッチポイントを挟んでの、両チームの息詰まる攻防!!
最早、言葉は要りません・・・。
第401話 約束
最後は、最強の囮たる日向を介して、
木兎さんが決めましたっ!!
結局、日向の所属する「MSBYブラックジャッカル」が
セットカウント3-1で勝利ですっ!!
試合後・・・。
それぞれの後日談が語られます。
私の大好きな音駒の元主将、
クロがバレーボール普及事業部になっていましたねwww
最終話 挑戦者たち
時はまさに現在。
2021年のオリンピック・・・。
見慣れた二人の背中です。
日向と影山です。日本代表です!!!!
皆テレビの前に集合です。懐かしい面々が揃っています。
そして、
対戦相手のアルゼンチン代表には、
何と!帰化した及川さんの姿が!!
そして試合開始!!
『バレーボール(排球)』
『コート中央のネットを挟んで』
『2チームでボールを打ち合う』
『ボールを落としてはいけない』
『持ってもいけない』
『3度のボレーで攻撃へと』
『つなぐ』
『球技である』
本当の最後
更に最後のコマは・・・、
2022年。オリンピックの翌年。
日向と影山はブラジル、イタリアのプロリーグの選手となっており、
そのプロのクラブチームの世界選手権大会の決勝での試合を迎えていました。
『今日は』
『今日も』
『俺が勝つ』
ここで終了です!!
最後に
最後に、ちょっと長くなりますが、
私見を語りたいと思います。
まずは、
「本当に読んでよかった」と思えた作品。
最初っから終わるのが本当に辛くて、
涙と鼻水でぐちゃぐちゃになりながら読んだもんね・・・(T_T)
主人公の烏野、目立つ対戦校、
部活や大会の雰囲気、サポートしてくれる大人達、そして試合描写。
その中で確かな成長をしていく選手たち。
どれも魅力的(*^-^*)
中でも目立ったキャラのいない、
短く一戦のみ扱われるタイプの対戦校の扱いが秀逸。
色んなプレイスタイルのチームがいても、
そのやり方は否定されず、
これが「ダメだったから」
主人公達や相手校に負けたのだと落とされることもない。
どの学校にもドラマがあって、
敗北の悔しさはしっかり描いてあるけど、
その敗北はあくまでその試合でのもの。
作中で武田先生が言った通り
それが“弱者の証明になるわけでもなく”
そこで全てが終わるわけでもない。
古舘先生のバレーボールへの愛は
作品を通して非常に強く伝わってきたけど、
きっとバレーボールだけではなくバレー選手、
部活に励む学生などへの愛も込められていたんだと思う。
そして、そんな色んなキャラが
目立つハイキューの主人公を務めた日向。
何をしでかすか分からない感じが
非常にわくわくさせてくれたwww
バレーボールの虜となるも、
体も小さく技術もまだまだ未熟な日向が、
強い向上心で全てを貪欲に学んで成長していく姿は、
非常に眩しく、どんなに試合が苦しい局面でも
ずーっと楽しそうにバレーをする姿に惹かれてしまった。
鴎台との試合で彼が辿り着いた結論には
思わず泣いてしまったくらいで、
見守りがいのある主人公だったと思う。
高校編に愛着があり…といいますか、
単純に寂しいので、
“もっと高校時代を見たかったなぁ”という気持ちはあったけど、
最終章は“絶対に必要なものだった”と
強く思える出来だったので素直に拍手を送りたい。
当初は、高校生春高編が負けで終わった時、
烏野が春高優勝する所が観たいのに、まだ戦ってない高校だってあるのに、
いきなり終わったと思ったらブラジル編・・・。
どうなっちゃうんだろうと思ったwww
でも、春高が終わっても彼らの人生は当たり前に続いて行くわけで、
ここまでのハイキューは春高への道に
フォーカスをあてていただけでそこがすべてではない。
日向と影山の人生は高校で終わるわけではなかった。
春高に出れても出れなくても、
バレーを続けていてもやめていても、何だっていい。彼らの人生なんだから。
ハイキュー!!はバレー漫画で、
バレーやスポーツの素晴らしさを教えてくれた漫画だと同時に、
「それだけが全てではない」と、
バレーをやっている人、やっていた人、やってなかった人、
携わる人、応援する人みんなに教えてくれた漫画だと思いました。
漫画は終わってしまったけど、日向と影山やたくさんの彼らは、
これからもずっとずっと大好きなバレーをやっていくんだろうな。
みんなが“生きている"と感じさせてくれました。
部活が終わっても競技を続ける人、そこに関わる人、別の何かを見つけた人、
まだそれを探している人、皆が高校時代の部活動での優劣とは関係なく
進む道を求めて立ち上がって歩き出している。
でも、やっぱりどこかで
あの頃を拠り所に忘れられない『熱』を求めてる。
かつて青春が終わってしまった日のことを忘れずに、
いつか必ずやって来るすべての終わりの日まで、
その時に笑ってゆけるように日々を繋いでいこう。
そんな、人生についての気構えを、
バレーボールという競技を例に示していただけたように思いました。
難しい命題ではあるものの、せめてあの頃よりは後悔から遠いところに行けたなら・・・。
古舘先生、
本当に素晴らしい作品を
ありがとうございました!!!!