函館のグルメなら「阿佐利(あさり)」に是非行って欲しい理由!!~頑張れ観光・コロナに負けるな~
函館。
北海道の中でも有数の観光地です。
とても素敵な所です!
そんな函館で、美味しいものを食べたい時。どうしましょう?
イカなどの海鮮が有名ですね!
でも、もっともっとオススメしたい、
とてつもなく美味しいものが函館にはあるのですっ!!
そうなんです。すき焼きなんですwww
なぜ阿佐利がオススメなのか?これからその理由を書いていこうと思いますっ!!
ちなみに1階は精肉店になっていて、
毎日、午前中には売り切れ必至の名物「コロッケ」があるんですよね!!
老舗中の老舗
阿佐利の歴史は古く、1901年の創業となります。
1901年は明治34年。
伊藤博文さんがロシアと貿易の交渉をしていた年ですね(;^ω^)
ちなみに朝ドラ「おしん」の
ヒロインのモデルとなった田倉しんさんが生まれた年でもありますw
レトロな外観
これは阿佐利のすぐ近くの交差点からみた画像です。
お店の前を路面電車が走っています。
この交差点をまっすぐお店の方に進んでいくと・・・、
駐車場がありました!10台くらい停められるスペースがあったので、
たいてい空いてると思われますっ!!
阿佐利の由来は目の前の『あさり坂』からきてるんですね。
函館は坂が多いことで有名です。このあさり坂も“由緒正しい坂”なんですね!
函館で“坂”と言えば“八幡坂”が有名ですね。
その昔、チャーミーグリーンという洗剤のCMで一気に知られました。
今の若い人達は知らないかもです(^-^;
趣のある店内
重厚な開き戸を開けて店内に入ると、すぐに女将さんが出迎えてくれました。
右側に下駄箱があるのですが、そこに名前と時間がしっかりと記載されていました。
「靴はそのままにしておいて下さい」と言われましたので、そのままにして上がります。
1階は精肉店になってるようで、2階に案内されます。
階段を上り、2階の部屋に案内されます。
この下の画像は帰りに2階から1階をみた時のものです・・・(;^ω^)
このお店の雰囲気がもう素晴らしいの一言!
階段から廊下。そこから見える中庭。タイムスリップしたような感覚を覚えます。
廊下を歩く度に「ギシギシ」という音がして・・・。古い建物です。歴史を感じますw
陽が当たって、ネコが昼寝していそうな日向がポカポカした廊下でした。
全て個室
そして、通されたのはこれまたドストライクな“和室”。
掛け軸なんかもあって、古き良き日本を彷彿とさせます。
各部屋に小さめのストーブとガスが引いてありました。
ガスコンロの上に、すき焼き用の鍋セットが置かれてあります。
この日は春らしい陽気だったので、寒くはありませんでしたが
建物自体が古いので、
真冬はちょっと寒いかも知れませんね。反対に夏は涼しいかも知れません。
メニュー
部屋には“呼び出しボタン”があるので、
注文が決まり次第、押して下さいと言われます。
さて、まずはメニューから見てみましょうっ!!
すき焼きやサイドメニューが載ったメインのメニュー表と、
お酒が載ったものが二つ、計三つのメニュー表がありました。
さっそく、すき焼きのメニューを開いてみます!
本日の『牛』の個体識別番号が書かれていました!
何だかこんなの初めてなので、「本格的だなぁ」と思ってしまいました。
個体番号を知っても、どうしたら良いのか分からないですよね(;^ω^)
何と!この識別番号は牛1頭に1個固有のものなので、
検索すると、いつどこで生まれて、いつ出荷されて・・・、
という情報が一目で分かるようになっているのです!
これも安心・安全への試みなんだそうです。
それだけ、きちんとした管理がされているんですね~!
ちなみに私達がいただく牛は、
沖縄生まれ、佐賀県育ちの黒毛和種のメスで、名前が「やすこ」という牛でしたwww
さて、改めてメニューをみてみますと・・・、
阿佐利と言えば『すき焼き』!!
そのすき焼きコースの内容は、
共通して『ご飯、お新香、玉子、デザート』となっております。
梅 和牛コース 2900円
竹 上級和牛コース 3600円
松 特選上級和牛コース 4100円
黒豚ロースコース 2400円
かしわたたき鍋コース 2600円
「梅」は黒毛和牛A2~A3ランクのリブロース。
「竹」は黒毛和牛の最高ランクであるA5ランクのリブロースで霜降り。
「松」はさらに高級なサーロインでもちろん霜降りです。
単品で野菜を足したり玉子を足したり出来ますね。
お好みで追加出来ます!!
すき焼きでいくと「梅」の2900円が一番安いですが、
せっかくここに来たんですから、霜降り食べたいじゃないですかっ!?
というワケで、「梅」と「竹」を食べ比べてみることとしました!
さて、注文が決まったら“呼び出しボタン”でお店の人を呼びましょう!
しばし待つ
そして、他のメニューでもみたり、部屋の様子でもみながら待ちます。
さらにお高い“限定メニュー”や、“仙台牛ランプ”なんていうのもあるんですね~。
しょっちゅう来れるならいいですが、中々頼む機会は無さそうです・・・(;^ω^)
肉がヤバイ
最初から置いてあるのは、すき焼き用のコンロ。
梅コースのリブロース
竹コースのA5霜降りリブロース
画像でみるよりも、実際は、そのサシの加減と柔らかさが伝わってきます。
これは、「梅」という比較対象があったからですね。
「梅」の肉もモチロン高級なのですが、「竹」はさらに高級感があります!
これって、さらに上級の「松」はそうとうヤバイでしょうね・・・www
目の前で調理してくれる
そんなこんなで目の前での調理が始まります・・・!
当たり前ですが、とてつもなく手際が良いですwww
①ラードを引く
②しらたきから炒める
ここが阿佐利流らしいです!
しらたきを最初に炒めることで、
余計な水分や臭みを飛ばし香ばしさが増しますね!
③野菜と肉を煮る
肉を入れていきます!
ちなみに、「梅」のリブロースからにしましたっ!
⑤ダシと割り下
そして、これも阿佐利流みたいなのですが、
“トリダシ”をたっぷりと投入!!そこに・・・、
ちなみに、薄めに投入してあるので、
濃くしたい場合は“ダシ”も“割り下”も足して下さいと言われました。
⑥ちょっと煮詰める
あとはちょこっと待ちます!
お店の人曰く、高級なお肉なので、
多少赤くても大丈夫ということでした(*^-^*)
食べる
玉子に浸して、いただきますっ!!
身はもちろん、脂身も柔らかく、ジューシーで
まさに口の中でとろけていくような味わいです・・・!!
ただ・・・、
あっという間に無くなってしまいますwww
1人前はお肉2枚しかありませんから・・・www
次は、お楽しみの「竹」のA5のお肉です(*^-^*)
冗談抜きに、今まで食べた肉の中で“最高”でしたねwww
トロトロなのに、肉の味がしっかりとして、不思議な感覚でした(^^♪
意外に足りる
肉が一人2枚じゃ絶対足りないだろうなぁと思っていたのですが、
野菜を食べていると、意外とお腹は満たされました!
デザートは“ゆずシャーベット”でした!!
これは、本当にサッパリとして、非常に美味しかったです!!
こういった老舗で本格的な『すき焼き屋さん』としては
この阿佐利は比較的リーズナブルな料金なんだと思います。
しかし!平日のランチにはさらにリーズナブルなランチセットがあるのだとか・・・!!
1400円でご飯お替りし放題!!なんだそうですっ!!
予約必至
この阿佐利。
いきなり行っても入れる確率は低いみたいです。
電話で予約出来るので、行こうと思ったら是非!!
私の場合は、前日の朝に電話して、夜の時間はいっぱいでした。
昼の時間は3つくらいの枠が空いていたようで、そこから選ぶことが出来ましたが。
なるべく早めに予約するにこしたことはないと思われますっ!!
電話⇒0138-23-0421
最後に
初めて行った阿佐利。
とっても満足出来ました!
それは、その肉のクオリティはもちろんですが、
その店自体の雰囲気なども含めて、
トータルでの満足感が大きいからだと思います!
もしも函館に行くことがあったら、
是非!一度この阿佐利に行ってみて下さい!きっと満足出来ると思いますよっ!
まぁ、私が本気でお腹いっぱいここのお肉を食べたら、
きっと数万飛ぶでしょうね・・・(;^ω^)
そう言えば、トイレはとってもキレイで最新でしたw
女性も安心ですね!
レトロな建物の中に最新のトイレ。日本っぽくていいじゃないですかwww
今度は『松』!!食べてみたいなぁ・・・!!
あとはランチですね!!コロッケも気になるなぁ・・・!!
ああ、次に函館に来る楽しみが出来ましたっ!!
※私が函館に行ったのは2020年3月。
コロナの影響はあまりありませんでした。
今は早くコロナが終息することを願って、この記事を書いています。
素敵な北海道・函館に
また安心して行けるようになって欲しい。
この記事がその時の参考になれば幸いです。
では、最後まで読んでいただきありがとうございました♨
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